誕生のきっかけ

 みんなで子育て研究所は2019年10月8日に設立しました。

2019年10月8日は、ある裁判で実刑が確定した日です。
わたしは三つ子虐待死事件の署名活動をしていました。

虐待はどんな状況であれ、絶対にあってはならないこと。

だけど、子育てを手伝ってくれるひとがひとりもおらず三つ子を育てるのが大変だったわたしにとって育児ノイローゼになって子どもを床に落として死なせてしまったお母さんのことを人ごととは思えなかったのです。

新聞記事でこの事件のことを知った瞬間に体が勝手に動いて署名活動をはじめていました。

■ チェンジオルグの署名ページ

http://chng.it/vrJrFQMRfg

今も毎日署名の数が増えています。

コメントもたくさんいただきましたががその内容にとても驚きました。

「三つ子を育てる大変さは三つ子の親しかわからない。」

ずっとそう思っていたのですが、コメントをくださったかたの多くが子どもの数に関係なく今しんどい状況にいます。

また、結婚しているしていない、
子どもがいるいないに関係なく
中には未成年のかたも

手伝ってくれるひとのいない子育ての過酷さを想像して
「日本の社会が変わってほしい」
「日本の子育て環境が変わってほしい」
とコメントをたくさんくださっています。

わたしのように三つ子育てでしんどい思いをしている親のためになにかできることはないかとこれまで取り組んでまいりましたが

署名活動をしたことで
「日本の子育て環境を変えたい」
「みんなで子育てする日本になってほしい」
と強く願うようになりました。

子育てがしんどくて手伝ってくれるひとがいなくて孤立して育児ノイローゼになるひとがゼロになりますように。

子育てがしんどいと口に出してもいい社会。
子育て中のひとを見かけたら優しい気持ちになれる社会。
まわりのみんなで子育てをする社会。

みんなで子育てする日本になりますように。
毎年研究テーマを決め、みんなで子育てする社会の実現に向けてチャレンジしていきます。

 取り組みについて

http://minnadekosodate.org/about-initiatives

賛同してくださるかたがいらっしゃいましたら
ぜひ「みんなで子育て研究員」になって
一緒に取り組んでいきましょう。

わたしに「みんなで子育て研究所」を作らせてくださったのは
署名に賛同してくださったみなさまです。

いただいたコメントを無駄にしないよう
これからも進んでまいります。

みんなで子育て研究所 代表 直島美佳

 


 署名サイトにいただいたコメント
一人娘をほぼワンオペで育てています。
一人を育てるだけでも、大変です。
三つ子となったら、想像を絶する過酷さでしょう。
子を救えなかった、母を救えなかったのは社会にも責任がでもあると思います。
今からでも、再生の道を共に進む社会にしたいです。
彼女の苦しみは、社会的に援助されていれば解決できていたことだと思います。

 


 

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